寝れない

寝れないときに更新

第3話 えんとつ町のプぺルを観ていろいろ思った話

 焼肉食って家帰って気が付いたら寝てたので変な時間に起きてしまった。二度寝しようとしたが寝れんので起きた。

 

 なんか暇なのでブログでも書く。寝れないとき、じゃなくて書きたいときに書いてる気がするが、まあいいや。

 

 「えんとつ町のプぺル」がアマプラで無料配信しているとのことだったので観た。

 劇場で公開していたころ(一昨年冬)あたりも怖いもの見たさで行ってみたかったので良い機会だった。

 

 結論から言えば、言われてるほどひどくはないフツーのクソ映画だった。

 純粋に作りこみが甘いタイプのクソ映画なので、不快感ないから気軽に見ていいと思います。皆もプペれ!!

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プペルのポスター 雰囲気は良い。。。

 アニメーションはめちゃめちゃ奇麗、声の配役は声優ではないのに違和感なく見れた。(特にプペル役の窪田正孝はよかった!!)

 ほかにもえんとつ町の雰囲気とか、キャラのデザインも個人的には好み。

 プペルが瞬きするたびにカシャカシャいうあたり、とてもよい。

 

 クソ映画要素もしっかりある。

 映画の雰囲気と全然合ってない曲が急にかかる、まともな大人はほとんどいない、伏線は回収しない、なんか感動しろよっていう雰囲気出してくる……

 

 個人的にはどれも許容できない範囲ではないし、見ていてイライラはしなかった。お世辞にも面白いとは言えないけど。

 

 ご存じの通り(?)この映画は世間から酷評されている。

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上位のレビューが「信じ続けること」っていうのが皮肉効いてる


 私的な意見だけど、ここまでこの作品が叩かれた要因に「設定の作りこみの甘さ」があると思う。

 

 一例として、えんとつ町ができた理由を記しておく(一応ネタバレ)

①貧富の差をなくすために「時間経過で腐るお金」を作った人がいました

②.経済が循環して、景気は良くなりましたが中央銀行がキレて作った人を56しました

⓷結局また貧富の差が生まれました その独特の貨幣制度を信奉する人は、逃げて渓谷に町を作りました

⓸えんとつをたくさん作って、その煙で町を中央銀行から見つからないようにしました

⑤見つからないためだったはずの煙は、いつしか町の人を外に出さないための煙になりました

以上。

 

 多分これ、思いついたとき珠玉のアイディアだと思ったんだろうなあ……

 

 あとはキンコン西野へのヘイトで叩いている人も多いイメージだ。知らんけど、

 (胡散臭い商売には気を付けような、みんな)

 

 

 ここからが本題だけど、今の漫画、アニメは設定が凝っていて当たり前だと感じる。

 例を言えば、進撃の巨人であったり、ワールドトリガーであったり、ゴールデンカムイであったり……

 伏線を張って回収するのは当たり前だし、作者は読者の予想を常に超えなきゃいけない。

 勢いで盛り上げる時代は終わったように感じる。

 もし今の世でジョジョ3部が連載していたとしたら、「なんで同じタイプのスタンドだったら時が止めれるんですか?」「スタプラと世界って同じタイプ感ないですよね」とかTwitterにめっちゃ書かれそうだ。

 

 プペルはそういった「設定オタク」が最も嫌うタイプだったんだと思う。世界観、キャラのバックボーン、すべての設定が曖昧。

 あとは話題になっててなんかみんな叩いているから。

 絵本が原作なんだからそこまで作りこめなくて当たり前でしょ、子供向けなんだから。

 いちいち粗探しして大人げない気がするよ~

(無駄に大人も楽しめそうな出来にした制作陣にも責任はあるけど)

 

新年一発目にこれ観て軽く後悔したけど、まあいっか。

俺ならAmazonのレビュー☆2にするかな~