4部 クソ映画紹介 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
最近、20分以上寝れなかったら布団から出たほうがいいというのをどこかで見た。
ソースはないけど。
さすがにゲームをする気分でもなかったので、前々から気になってたジョジョ四部の実写を観た。
世間的には大コケして、わざわざ「第一章」って書いたのに「第二章」は今のところ制作予定はない。悲しいなぁ。
観た感想は、普通に面白くなかったしなんならちょっとキツかった。
けど、悪くはないところもあった。
1.悪かったとこ
やりすぎなストーリー改変(改悪)が多すぎる。原作を知っている身からすると苦痛だった。
ジョジョ4部のアニメを見ながら確認しつつ記事を書いているけど、マジで違う。
例えば康一が高校二年生で転校生だったり、山岸由花子に最初からアタックされていたり……。
これ必要なの??っていうのが多すぎる。
一番嫌だったのは、キャラが原作と違うってところ。
仗助は(俺のイメージだけど)ちょっと抜けてるけど優しくて表情が豊かっていうキャラだと思っていた。
この実写版は、なんかドライというかクールで、表情はほとんど変わらない。いっつもムスッとしてて、髪形をけなされた時だけキレるというキャラになっている。
他にも、康一はただの小心者だし、アンジェロは調子に乗ってるやつをぶっ飛ばすって言わないし、刑兆は細かいことを気にしないし、奥泰はそこまでバカじゃないし……
あとなぜかグロい表現が多い。普通に不快だった。
2.微妙なとこ
スタンドバトルがあんまりかっこよくない。スタンドのCGがスケスケのテカテカでダサかった。
NHKのドラマ「岸部露伴は動かない」みたいにスタンドを写さないっていうのは無理な話だしなあ。
個人の好みだと思う。
3.良かったとこ
ジョジョの雰囲気が感じ取れたところ。
通行人もヘアスタイルがおかしい、東方家の内装がめちゃめちゃ凝ってる、町自体がなんか日本っぽくない感じ。
どことなく事件が起こりそうな不穏さがすごく出ている。
(ちなみにロケ地はスペインらしい……)
あと承太郎の髪の毛と帽子が一体化してるのは感動した。。
キャストも悪くなかった。
仗助役の山崎賢人、康一役の神木隆之介も原作とキャラは違うけど、不穏な雰囲気と相まって落ち着いている演技は合っていた。顔も良かった。
ただ身長だったり肩幅だったりがおかしい。山崎賢人は小さいし、神木隆之介はデカすぎる。
最後に思うのは、ジョジョ4部をまったく知らない人にこの映画を観てほしい、ということだ。
自分は好かないところが多かったけど、初見ならきっと違う感想のはず……
どうなんだろうね、ジョジョ読んだことないけど見てみたいなって人はぜひ観て感想をおしえてくれ~~。なんなら見せるぞ、喜んで。
(けど普通ならこのクソ映画観るよりアニメ見るよな~……)
また次回